昨日新宿方面に行った・・・昼間数時間行ったのだが、電車には春休みの子供達や会社に向かう人や入学式に行く途中の親子・・・多くの人がいた。(満員電車に比べたらすいていると言うが・・)
私は入り口から中に入ったところに座った。すぐ降りるのであれば入り口のほうで待つけど、たいてい中程に進む。(だって電車の中でアナウンスしてるじゃん)
私の隣は男の人が座ってたんだけど、その人が下車しようとしたとき入り口には人が何人か立っていて「すみません」と声をかけて入り口を開けてもらうのかと思ったら人に少し当たって「どけ!」みたいなぶつかり方をして下車していった。
ぶつからなくても・・・話せるんだから言えばいいじゃん。「すみません。」と一言。それで済むことだと思うけど。すみませんと言葉を使って相手に伝えること、ぶつかって体で相手に伝えること・・・二つのコミュニケーションに方法があるけど、私は一言伝えてくれれば気持ちがいいと思う。だってぶつかったら「何?あの人!!失礼!」となるじゃない。状況判断で「あ、あの人下車したかったんだな」とこの場合入り口でぶつかったらそう思うかもしれないけど、いい気分ではないと思う。
大学時代に論文を書いていたとき、西洋のコミュニケーションと東洋(日本)のコミュニケーションに関すす本を読んだ。一般的に言われているのはアメリカや西洋の国々は、自分の意見を言葉で伝えなければ相手はわからない(Verbal Communication=言語的コミュニケーション)。日本は、周りの空気をよんだり、相手が何を思っているのか顔の表情や態度で理解したり、気遣ったりする(Nonverbal Communication=非言語的コミュニケーション)。
昨日見かけた、ぶつかって相手に下車したいということを伝えるというのは、「俺は下車したいんだ。気づけ!」と日本本来のコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)の方法で人に伝えているのだろうか?それともその人がストレスいっぱいで人に当たりたいから?もしくは日本(東京)の電車社会のルール??
電車のルールかもしれない。日本の本来のコミュニケーションで相手に伝えているのかもしれない。でも、私は見ていてあんまり気分がよくなかった。そのとき思ったことは一言「すみません」と一言言える社会になったらもう少し日本のストレスレベルが下がるするような気もするんだけど・・・でもそんなことないかな??