イスラエルとのボーダーTabaからタクシーで50分ヌエバという街へ向かった。
Tabaからの道は1っぽん。整備されている。イスラエルと同様ヒッチハイクする人を何人かみかけた。そしてベールをかぶったアラブの女性、子供たちがロバにのって買出しから帰っている姿もみた。イスラエル人だけでなくヨーロッパからこの地を好んでバケーションにわざわざくる人も多い。だからHotel建設やリゾート開発が進められている。その一方でアラブ人たちの住む家は掘っ立て小屋もしくはそれ以下・・・。正直ここに人が住んでいるのか?という思うような建物に住んでいる。国が違うだけでこんなに違うのか。
そんな風に思いながら旅の疲れもあり車の中で少し眠ってしまった・・・
ヌエバに到着。大きなみちから少し小さい道へ入りよこに大きな建物(公共の建物と思うがアラビア語でかかれていたので何の建物かわからず)の間をとおり車はどんどん街の中へといく。次第に道路は整備された道からがたがたした道に・・・ヌエバは一応リゾート地。私やほかの人が想像しているリゾート地とは程遠いがホテルがいくつかありレストランもある。Koreanレストランの文字もみた。こんなところにもアジア人がいるのか?と思った・・・
Big Dune(大きな砂丘)と名のついた場所についた。ここはホテルではくバンガローやHatと呼ばれる小屋がBeachにあり寝泊りができるようになっている。キャンプを想像してもらえればいいと思う。私たちも寝袋をもってきていたのでバンガローを借りて2泊することに。
New Year Eveだったが宿泊ゲストは私たちだけ。だけどBeach Houseには4人のゲストがいた。彼らはひとつ手前の街に泊まっているらしいのだが、足を伸ばしてヌエバまでちょっと散策にきていたらしい。夜は彼らは泊まっているところに戻ると言っていた。彼らはLondonからきていたイギリス人。シナイ半島は何度も来ているようだった・・・
私たちがついた時間は夕方。砂漠気候のため夜は寒い。フリースを着てイスラエルで買ってもらってポンチョをきてBeach Houseのオーナーが火をたいてくれてその火を囲みみんなで話をする。オーナーはNew Year Eveの今日昼頃ゲストが今日は居ないけどまぁ近所のやつらを呼んで大きなDinnerを作ろう。そしてEveを楽しもう。そう思っていたらしい。そのあと次々にイギリス人4人と私たちが来たので喜んでいた。
夕ご飯はオーナーが作ったチキンとライスをいっしょに煮た物にトマト、オニオン、きゅうりが回りに彩りとしてあり大きなお皿にだされて私たち、オーナーそしてイギリス人2人の5人で完食。(写真がないのでお見せ出来ず残念)
そのあとオーナーはちょっと街へといって私たちを置いて行ってしまった。私たちはまた火を囲んで話をしていた。帰ってきたオーナー、手にはお酒を持っていた。あれ?アラブの国って禁酒じゃなかったけ?やっぱりあるところにはあるよう。特製ミックスドリンクをつくってもらい頂いた・・・私が好きな味ではなかったがまぁまぁだった。そしてオーナーはBeach Houseから太鼓を持ち出しみんなにアラブの歌を披露してくれた。イギリス人4人のうち2人は音楽関係の仕事をしている人でそのアラブの歌を録音したり参加して場をさらに盛り上げた。
ほかのイギリス人2人はセントカタリナからシナイ山にのぼり山頂で初日の出を見るようだ。二人はセントカタリナへ行くタクシーを呼び、ほかの2人も宿へ戻っていった。私たちもバンガローへ戻り明日の初日の出を見るため早めに眠りについた。
(づつく)